センターの概要

センターの目的

当センターは,社会や地域ニーズに応えることができる教員の養成や研修の実施に資する
ため、教員養成カリキュラムの改善充実と教員研修の高度化に取り組むとともに、教員の養
成・採用・研修の一体的改革の推進に寄与することを目的として設置されており、次の業務
を行います。

(1) 教員の養成及び研修の高度化に係る研究並びにその企画及び立案

(2) 大学教育の先導性を向上・強化する教員養成学の構築

(3) 教育実習の推進及び効果的な運営

(4) 教職大学院における実習の開発及び改善

(5) 地域における教育関係の研究及び人材養成の支援

(6) 次世代教育を実践する教員の研修等の開発

(7) 教員の職能成長に応じた教育・研修プログラムの開発

センターの組織

本センターでは、上記業務の遂行のため次の3部門を設置し、各部門において主な取り組
みを行います。

(1) 教員養成カリキュラム高度化部門

① 教員養成学の構築
  大学教育の先導性を向上・強化させるための教員養成学を構築します。

② 教科担任制対応科目の開発
  小学校高学年における教科担任制に最も効果的な科目の開発を行います。

③ 教科横断的科目の開発
  大学教育の多様性を念頭に置いた教科横断的科目の開発を行います。

④ 5年一貫教育プログラムの開発
  学部と教職大学院を接続する5年一貫教育プログラムの構築・実施・運用を行います。


(2) 学校教育実践部門

① 教育実習関連科目等の研究・実践
  ・教育実習関連科目に関する授業実践、新しい教育実習関連科目に関する調査・研究及
  び授業開発・実践を行います。
  ・連携協力校との連携による教育実習事前事後指導の在り方に関する調査・研究及びコ
  ンテンツ作成・配信を行います。

② 教員養成ポートフォリオの構築
  教員育成指標を踏まえた教員養成に係るポートフォリオの調査・研究を行い、
  Society5.0に対応した新ポートフォリオを開発・運用します。

③ 学校実習等関連科目の支援
  教職大学院の学校実習科目、学部の体験学習(ボランティア授業)の渉外と支援を行い
  ます。
 

(3) 教員研修高度化部門

① 上越・学びのプラットフォーム開発
  社会的ニーズと現状の教員研修の課題、次世代の教員に求められる職能に関するマーケ
  ットリサーチを行い、次世代の教員に求められる職能を育成する教員研修コンテンツを
  開発し、集約した「学びのプラットフォーム」を構築し、運用します。

② 履修証明・リカレント教育促進
  履修証明プログラムや学び直しの場の提供により、リカレント教育を推進し、「イノベ
  ーション・コモンズ(共創拠点)」を実現します。

③ J-SOTTプログラム広域展開
  「デジタル」と「リアル」の最適な組合せを実現するオンライン拡散型教員研修「J-
  SOTTプログラム」を過疎地域を対象に展開します。

センターの仕事